安全・安心 ヤマアの宗田節
ヤマアの宗田節は食品添加物や合成着色料は一切使用しておりません。ソウダガツオのみを原料としています。毎日食べるものだけに、「安心・安全」なものを選びたいものです。
ヤマアの宗田節はベテランの職人が各工程ごとに節の状態を丹念に確認しています。特に焙乾ではじっくり時間をかけて仕上げることで、旨味、コク共に濃厚で芳醇な香りのある節に仕上がっています。
このように一切妥協しないヤマアの宗田節から出る「出汁」は琥珀色で味わい深く、大変ご好評を頂いております。ぜひ沢山の方に宗田節の美味しさを味わっていただければと思い、従業員一丸となって今日も宗田節を作っています。
安心、安全、無添加のヤマアの宗田節をぜひご賞味下さい。
節になるために生まれてきた魚、ソウダガツオ
宗田節の材料はソウダガツオ。この魚はカツオの仲間で、体調は約35〜40cmとカツオよりも比較的小ぶりで、目と口が近いことから「メジカ」とも呼ばれています。血合いが多いため、鮮度が落ちやすく生食には向きませんが節にすると、味、香りともに濃厚な出汁が出るのが特長です。一般的には、脂の乗っていない魚が節として適しています。
ソウダガツオといえば高知県土佐清水 全国シェアの70%
当社の所在地、高知県土佐清水市は黒潮が流れる漁場に恵まれた土地です。昔から漁業が盛んに行われており、四季折々の新鮮な魚介類が水揚げされています。その中でも、ソウダガツオから作る宗田節は全国シェアの約70%を占めています。土佐清水では、伝統の引き縄漁で一尾一尾丁寧に釣り上げています。また、ソウダガツオは鮮度が落ちやすいため、釣り上げた魚は十分に冷却したまま、市場に水揚げされます。
世界でも認められた、「日本のだし、宗田節」
フランスの有名レストランのシェフの中には、わざわざ、日本に宗田節を求めにくる方もいるほどです。外国の出汁は長時間煮込むことが多いのですが、当社製品に限らず、宗田節は短時間で「旨味」を引き出すことができるのでシェフの方々に重宝されていています。「日本のだし、宗田節」が世界の注目を集めています。
水揚げ時期によって、宗田節は変化を見せます
宗田節に使用するソウダガツオ(メジカ)は水揚げの時期により、それぞれ違った特徴があり、呼び名も変化します。脂ののり、大きさなど様々で、種類により出来上がる宗田節の味もそれぞれ違って特徴的です。
宗田節の種類
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笹目近(8,9月)
子供のメジカで脂が少なく、コクのある宗田節となります
100-200g -
秋目近(10~12月)
笹目近が育って脂が乗ってきた状態です。
200-300g -
寒目近(1~3月)
さらに大きくなる分、脂は少なくなり、風味のある最高級の宗田節になります
300-400g -
春目近(4月)
寒目近に脂が乗ってきますが、主にカビを付ける製法で大型で上質な宗田節になります
400-550g -
梅雨目近(5~7月)
5月に入り脂が多くなると皮を剥ぎますが、産卵後は脂が落ち細くなります
500-600g
元気に欠かせない栄養素タウリン含有量が、鰹節の約3倍。
そば等の麺類やおでん、煮物などの濃いだしに最適
ソウダガツオから作った荒節を削ったものが宗田節です。宗田節の特徴は 鰹に比べて、血合いが多いため、濃厚なだしがとれます。
そば等の麺類や、おでん、煮物などの濃いだしが必要な時に最適です。 また、花かつおや、本枯れ削り節に混ぜて使われたりもします。